敬語の5分類の内訳って?
2020年5月1日
Q. 敬語の5分類の内訳がよくわかりませんでした。
A. 5種類の内訳は以下のようなものです。
・尊敬語
相手または第三者の行為・ものごと・状態について、その人物を立てて述べる。
例)いらっしゃる、おっしゃる/お使いになる、ご利用になる/読まれる、始められる/
お導き、ご出席、ご説明(説明する側を尊重)/お名前、ご近所、お手紙(手紙を出す側を尊重)/お忙しい、ご立派
・謙譲語I
自分から相手側・第三者側に向かう行為・ものごとについて、その向かう先を立てて述べる。
例)伺う、申し上げる、お目にかかる/お届けする、ご案内する
ご説明(説明を受ける側を尊重)/お手紙(手紙を受け取る側を尊重)
・謙譲語II(丁重語)
自分側の行為・ものごとなどを、相手に対して丁重に述べる。
例)参る、申す、いたす/拙者、小社
・丁寧語
話し相手に対して丁寧な述べ方をする表現。
例)~です、~ます
・美化語
ものごとを美化して述べる表現。 ※特定の人物に対する敬意を表すものとは異なる。
例)お酒、お餅 など