月別: 2020年4月

どうして作例を用いた理論構築を目指す人がいるの?

Q. 生成文法の方法論を採る研究者に直感を頼りに言語理論を構築しようとする傾向が見られるとのことでしたが、そもそもどうして、このような作例による理論構築がなされ、許容されるようになったのでしょうか。専門外のため、まったくわかりませんが、一般的に考えても研究の科学的価値に問題があるような気がします。 …
Q&A

発音の変化はどう生じるの?

Q. 発音が変化する場合、「楽な」発音になると聞いたことがあります。発音の「楽」「大変」とはどのように判断するのですか? A. 主に問題になる事象として、異なる母音が連続する発音(たとえば「ない」)は口中で舌の動きが複雑になる分、負担が大きくなります。そのため、より発音しやすい長母音(たとえば「ねえ…
Q&A

役割語は今後も増えるの?

Q. 今後新しい役割語が生まれることはありますか?また、最近できたものはありますか? A. 「キャラ語尾」などと呼ばれるキャラクター付けのための語尾は、様々な作品で新しく作られ用いられています。たとえば女児向けアニメ「プリキュア」シリーズではパートナーの妖精が毎年のように独自のキャラ語尾を用いており…
Q&A

バイリンガル(マルチリンガル)って母語以外のことは言わないの?

Q. ある単一の母語を持っている人が他の言語を習得した場合、バイリンガル(マルチリンガル)と呼ぶことはできないのでしょうか。 A. 一つの母語が確立された後で別の言語を習得した場合でも、その運用レベルがネイティブ級にまで達している場合は、広い意味でのバイリンガルと見なす(あるいは「達成型バイリンガル…
Q&A

キュアスパークルの推しポイントは?

Q. キュアスパークルのどのあたりが推しなのでしょうか? A. だってひなたちゃんめちゃくちゃいい子じゃないですか……。陽キャなんだけどまったく鼻につかないというか、裏表がなくて底抜けに明るく優しいところが最高にツボです。あとは個人的な趣味として、お兄さんの呼び方が「おにい」なのもポイント高いよね!…
雑談

用例って本当に「正しい」の?

Q. 共時態の研究において用例を用いることについて、本を書いた人の言葉が必ずしも正しいとは限らないように思えます。 A. 特定個人に限らず、複数の第三者、ましてプロの書き手が使っている(いない)表現であれば、日本語として正しい(正しくない)という判断の材料にすることは妥当と考えられます。一方、様々見…
Q&A

通時態と共時態の関係って?

Q. 通時態という概念がもうひとつよくわかりません。時代ごとの共時態を比較するということとはどう違うのでしょうか。 A. もちろん時代ごと(奈良・平安・鎌倉……)の共時態を比較する作業も不可欠にはなりますが、通時態はそうしたことを目的としたものではなく、それを手段として、当該言語が経てきた変化の実態…
Q&A

内省と方言の関係は?

Q. 地元の方言で用いる「書かさらない」などの(「書けない」といった意味の)表現を無意識に使ってしまい、日本語として正しくないと指摘されたことがあります。これは内省が正しく身についていないということになるのでしょうか。 A.若い世代の地方出身者は多くの場合、共通語の内省と方言の内省がそれぞれ身につい…
Q&A

内省と誤用の関係は?

Q. 内省が働くのに、日本語の誤用が起こり、それがやがて定着してしまうのはなぜなのでしょうか。 A. 内省(言語感覚)は、すべて画一的に教授され身につけられるような性質のものではありません。国語教育は正しい言語感覚を育てることを一つの目標としていますが、限られた時間の中で日本語のあるべき姿をすべてく…
Q&A