月: 2020年11月

「まつげ」は合成語?

Q. 「まつげ」「かいこ」「みなと」のように起源をたどれば合成語であることがわかる単語であっても、単純語として扱うことになるのでしょうか。 A. それぞれ「目つ毛」「飼い蚕」「水な戸」のような語源を持っており、作られて使われだした当初は合成語であったと言えますが、現代語の感覚としてはもはやそうした分…
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価値の下落は起こり続ける?

Q. 価値の下落は今後も起こりうるのでしょうか。 A. 言語の性質上、語感や意味は永久不変のものではあり得ず、今後とも価値の下落は起こると考えられます。実際に、「マンション」などもすでに古び始めており、「レジデンス」などの新語に浸食されつつある現状があります。…
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長音記号は外来語用?

Q. 長音記号「ー」はいつ頃から使われているのでしょうか。また、これは元々外来語の表記に用いるためのものだったのでしょうか。 A. 最古の例としては新井白石の『西洋紀聞』(18世紀初め成立)が挙げられます。当時からヨーロッパの人名など外来語の表記に特化したものだったようです。…
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語種はどう区別する?

Q. 語種の判別がつかないことが多いのですが、何か手がかりになるものはないでしょうか。 A. 辞書で引けば、少なくとも外来語か否かの判断は可能です(原語が何語なのかも含めて示してくれる辞書は少なくありません)。特に『新潮現代国語辞典』では和語をひらがな、漢語・外来語をカタカナでそれぞれ立項しており、…
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