英語由来の単語、どうしてアクセントが変わるの?

Q. 英語などの外国語から日本語に取り入れられた単語は、原語とアクセントが違っている例が多いように思うのですが、これは強弱アクセントと高低アクセントの違いに起因しているのでしょうか。

A. 根本的なアクセントのあり方や音韻体系の違いも一因としてはありますが、強弱アクセントの「強」を高低アクセントの「高」に置き換える形で、ある程度対応させることは可能です(「サンダー」「ピープル」など)。どちらかといえば、英語などの外国語には日本語のようなアクセントの制約があまりないという事情の方が、言語と異質な聞こえ方に大きく関わっています。

たとえば英語の場合、3音節以上からなる単語にはおおむね「第1アクセント」(最も強く読まれる音節)と「第2アクセント」(二番目に強く読まれる音節)を認めることができます。一例として、“rockabilly”という単語は1音節目に第2アクセントが、3音節目に第1アクセントがそれぞれ置かれますが、それは強→弱→強というように発音が推移することを意味し、これを機械的に高低アクセントに当てはめてしまうと高→低→高となり、日本語のアクセントの制約に反することになってしまいます。そのため、特に長い単語では原語と違った感じに聞こえるケースが多くなってきます。

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