接頭辞と接尾辞の働きの違いって?

Q. 接辞に関して、接頭辞が用いられる場合と接尾辞が用いられる場合にはどのような違いがあるのでしょうか。

A. 接頭辞は、核となる単語に何らかの意味を添えるのが一般的です(たとえば「大戦争」は「規模の大きな戦争」であるなど)。一方、接尾辞は単語そのものの意味のあり方を変える役割を果たします(たとえば「営業」は行為でも「営業マン」は人であるなど)。これらが示すように、単語の意味の中心は一般に後方に表れます。

satoyou
  • satoyou
  • 大学教員。主に日本語学系の授業を担当しています。

コメントする